地域の発展に貢献する長野銀行
宮城復興に力を入れる仙台銀行
兵庫の県民銀行となったみなと銀行
地域貢献に力を入れる三重銀行
財閥との関係が深い荘内銀行
高齢者向けのサービスがある鹿児島銀行
宮城復興に力を入れる仙台銀行
仙台銀行は、宮城県の第二地方銀行ですが、この銀行では普通銀行として預金や貸付、投資、為替などの業務を扱っています。仙台銀行は、本店のある宮城に店舗があります。全部で72の店舗がありますが、東京支店以外はすべて宮城県にあるという地元銀行ならではの特徴が見られます。
東京支店の窓口については現在、本店営業部のブランチインブランチとなり、1999年まであった唯一の県外支店である山形支店も荘内銀行に譲渡されたため、仙台銀行は県外に支店を全くもたない銀行となりました。
また、宮城県を営業拠点とする仙台銀行は、2011年の地震で店舗が壊れるなどの影響を受けています。そのことから、被災を受けた店舗は他店舗においてブランチインブランチとなったり、空中店舗となった支店もあります。
仙台銀行の店舗は仙台市にある本店を筆頭に、宮城県内のすべてにおいて便利に使えるように設置されています。仙台銀行では実際に店舗形式で営業を行う店舗数は61店とされていますが、店舗数に比べて従業員は700人あまりと少ないことが特徴の金融機関です。
仙台銀行のATMは、店舗外ATMを宮城県内に多数設置しています。自行ATMは、店舗外キャッシュサービスコーナーやATMコーナーで利用できます。しかし、ATMは県内にほとんどあることから利用が制限されるため、利用手数料のかかるイオン銀行やセブン銀行のコンビニATMを利用することになります。
仙台銀行のキャッシュカードがあるなら引出し手数料がかかっても、全国のコンビニで利用できます。営業時間も長いことが特徴となっているため、ATMサービスの利用は便利です。また、最近の試みとして、仙台銀行のATMでは、平日の時間外や土休日でも現金振込みや硬貨入金できるようになるなど、仙台銀行の特色が現れています。